谷やんのブログ

診察室から感動を! No.1

84歳の胆嚢癌の女性の話です。

『先生、今日で10年になりました〜!
手術してから10年生きられたんです。
ありがとうございます。』...

『おめでとうございます。
そういえば、うちも開業して10年やから、開業してすぐから来てくれてはるんですね!』

『本当に先生をはじめ、皆さんのお陰です。ありがとうございます。家族にも感謝です。
私は周りに生かされているんです。』

と笑顔でおっしゃられた。

うちが開業当初から1〜2ヶ月に一度、はるばる姫路から来てくださっている。
何もできない私に会いに、はるばる遠くから

胆嚢癌といえば、悪性度の高いガンで、その方も5年目くらいに胆管に転移して、胆管が狭窄を起こして黄疸が出たため、ステント(金属の筒)を入れた。

その時は私も家人も駄目だと思った。
本人もそう思ったはず。
まさか、10年がんばれるとは誰も思ってなかった。

でも、奇跡的な事は時々、起こる。
医学という科学では証明できない事が、時々・・・

それを目にするたびに
なぜこの方は治ったのかな?
と考える。

この方の場合は

おそらく

信じる心 と 感謝の心

だと思う。

日々、患者さんからは本当に多くの事を教えられる。

私も信じる心と感謝の気持ちを忘れず、大切にしたい!

『ありがとうございます。』

こっちの台詞ですよ!

『ありがとうございます。』

2013/09/09 診察室から   saikou-ad